令和5年6月25日
梅雨の谷間の夏日に、ビーバー・カブ・ボーイ・ベンチャー隊で、首都圏外郭放水路見学会に行ってまいりました。
最初に首都圏外郭放水路の説明を。
洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川が洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へと流すことができます。
(国土交通省、江戸川河川事務所のHPより一部抜粋)
電車にゆられて、東武野田線(東武アーバンパークライン)の南桜井駅より約2kmの行程を歩いていきました。
完全な夏日での暑い中、途中休憩を挟みながら、皆頑張って歩きました。
特に、ビーバーやカブのみんなは、本当に頑張ったねぇ~!
受付を済ませ、龍Q館にて施設の方より首都圏外郭放水路の説明をしていただきました。
説明が始まる前に、東京近郊の巨大な航空写真をみて、「あ!ここ俺の家がある所だ!」とはしゃいでいましたね(笑)
場所を変えて、今度は俯瞰図で説明をしていただきました。
みんな真剣に聞いてましたね」
流入施設、ポンプ設備、排水樋管の操作や施設全体を集中監視する中央操作室の前で記念撮影
ビーバー・カブスカウト達編
ボーイ・ベンチャースカウト達編
ところで、このパネル何か見たこと有る枠ですね???
さて、いよいよ首都圏外郭放水路の調圧水槽へ降りていきます。
ここから入って、116段の階段を下りていきます。
これが、調圧水槽です。
地下神殿とも、防災地下神殿とも、地下ダンジョン等と呼ばれる地下約22mの位置につくられた長さ177m、幅78m、高さ18mにおよぶ巨大水槽です。
外は30度位あったのに、中は20度位だったのではないでしょうか?
物凄くひんやりしていました。
天井を仰ぎ見ると、この迫力!
この柱は、7m×2mの楕円形で、重さ500トンもあり、これが59本もあります。
見学者がもの凄く小さくみえます。
こちらは、第1立坑
内径31.6m 深さ71mもあります。
・・・何もかも巨大すぎる。
地下神殿をバックに記念撮影
そして、こちらが見学の記念にいただいた、ステッカーとダムカードです。
さっきのパネルはこのダムカードの枠だったんですねぇ~
※:ダムカードとは、日本各地のダムの管理棟なので、配布されているカードです。
(ダムによっては配布していない所もあります)
当団では、このようなプログラムも行っております。
参加した皆様、普段見られないような社会科見学が出来て良かったね!
最後に2つ程記事を載せておきます。
この首都圏外郭放水路ですが、令和5年は6月25日までに、既に2回も稼働しておりました。
一度稼働すると、土砂等の堆積物が溜まってしまう為に、水が引いた後に清掃作業を行っています。
その時の記事がTwitterに上がっていました。
最後にこの施設が全国的に一躍有名にした問題作がこちらです。
龍Q館に貼ってありました。
この作品龍Q館の施設の方も、説明しながら苦笑いしていましたよ。